第一フォーム株式会社

住所:横浜市都筑区大棚町631-1

Tel:045-591-3303

Fax:045-591-3251

URL:http://www.daiichi-foam.co.jp

 

発想の転換で、今までにない発泡スチロール製品を開発

「これが発泡スチロール?」と言わせたい!

~そしてそれは、こんなところに使われているよ!~

■都筑図書館のPCのところに置いてある椅子や茶色の本棚。社名が貼られている。

 「図書館の雰囲気をポップなイメージにしたい」との注文を受けて開発。

 

~社長さんインタビュー~

  第一フォーム株式会社 代表取締役社長 渋谷 正明さん

■第一フォーム株式会社の歴史

兄の会社と、となり同士で営業中

 第一フォーム株式会社は、1986年に父が創業しました。じつはその前、父は川崎の中野島で30年間会社をやっていたのですが、ぼくが高校生の1982年ころ一度倒産したんです。その後86年に、発泡スチロールの加工専門の会社として再生しました。ぼくには兄がいるのですが、2001年に、兄がテクノファースト株式会社という、発泡スチロールをカットする機械を作る会社を立ち上げました。兄は大学で機械工学を学んだので、機械専門の会社をやりたかったのですね。その後2003年に、ぼくが父の第一フォームのほうを引きつぎました。今でも2社は隣りあっていて、おたがいに助けあっています。

 

発泡スチロールを加工する機械(テクノファースト社内)
発泡スチロールを加工する機械(テクノファースト社内)

■第一フォームが作っているもの

お店の内装や展示会・イベントなどに使う、かざりや備品を製作

 創業したころは、発泡スチロールやダンボールなどの梱包(こんぽう)材料を扱っていました。発泡スチロールは、魚や野菜などを入れる断熱材や、家電のパッキンとして使われていますが、昔のほうがいまより多く使われていました。経済の話になりますが、ある商品を必要とする人が増えると、いろいろな会社が同じ商品の販売を始めます。すると商品の数がふえて安売り合戦が始まります。その結果価格がさがって、利益が出なくなる…といった流れをたどります。

 発泡スチロールの箱の価格は1個60円~100円くらいです。これをもっと安くしてたくさん売っても、単価が低いので、利益はあまり出ません。いっぱい売っても、利益が出ないのでは会社をやっていけません。そこでうちの会社では、値段を下げなくても売れる良い商品を作って、利益が出る方法を考えようと決めました。

 では、値下げをしなくても売れる発泡スチロールとは、どういうものだろう??といろいろと考えた結果、発泡スチロールを加工して、お店の内装や展示会・イベントなどに使う、かざりや備品などを作ることを思いつきました。そして、今まで取り引きをしたことのなかった、広告やイベントを企画する広告代理店や、看板屋、ディスプレーに使ってくれるお店などと、取り引きするようになりました。

 うちで作った看板やディスプレー用のオブジェなどをお見せすると、「へえ、これが発泡スチロールなの?」とおどろかれます。発泡スチロールなので、木や金属で作るより簡単で安いので、「じゃあ、今度使ってみよう」と言ってもらえるようになりました。

 

■第一フォームのモットー

だれも作っていないもの、人がやらないことを追求

 このように、第一フォームでは発泡スチロールを使って、どこの会社もやっていないような加工品を作っています。日本中調べましたが、ほかにうちと同じようなことをやっている会社はほとんどありませんでした。どこもやっていないこと、ほかの会社と競争にならないこと、人がやらないことをやるのが、第一フォームのモットーです。

 おもしろそうなことをやっている会社は、それだけで話題になります。今年の夏には「ぶらり途中下車の旅」というテレビ番組の取材を受けました。その番組を見た方からの問い合わせも増えました。実際に訪ねてきてくださる方もいます。常に何かおもしろいことをやっていれば、このようにテレビの取材などで、それを発信できるということを実感しました。

 でも、新しいお客さまを探していく一方で、昔からの「保冷用の箱がほしい」とおっしゃるお客さまも大切にしていかなければいけません。現在は昔からの梱包(こんぽう)材料を必要とするお客さまが4割、イベントの看板、展示会・店舗のオブジェなどを使ってくださる新しいお客さまが6割です。

 

■新商品の開発

日々研究と実験をしながら、新しいアイデアを探す

 いつも「こんなこともできるかもしれない」と新しいことを考えています。家具屋が作っている商品を発泡材で作る、建築業者が作っている内装の装飾を発泡材で作る、そんなこともできると思います。

 今、幼稚園や保育園で使う椅子やテーブルの開発をしています。モニターといって、何か所かの保育園で実際に使ってもらい、耐久性(たいきゅうせい)や安全性を調べています。新商品を開発するときは、毎日自分で使って試してみて、何度も改良して、大丈夫かどうかを確かめてから商品化していきます。発泡スチロールには“こわれやすい”というイメージがありますが、実は硬くじょうぶなものもあるのです。でも硬いものは重い。そこで、どのくらいの硬さのものを使うと、家具として使える強度のものが作れるか、という実験も日々やっています。 

 発泡スチロールの長所は、金属や木などではできない、おもしろい形を自由に作れるところです。また、見た目より軽いので、見てすぐに素材がわかると「こわれやすいのでは?」と思われてしまいますから、素敵に見えるようにコーティングしたり、色を塗ります。そのために、どんな塗料を使うと良いかとか、プロダクトデザインといって、道具や製品のデザインの勉強などもしています。

 

■こだわりや譲れないところ

財産である“加工の技術”は、教えるけれど値下げはしない

 第一フォームは加工が専門ですが、テクノファーストが作っている加工用の機械を使っています。テクノファーストの機械は全国に広まっていますが、使いこなせていない会社も多く、もったいないと思います。そこで、第一フォームで開発した新しい商品を、テクノファーストの機械とセットにして、同じように発泡材を販売する会社に紹介していくこともできると思います。第一フォームは加工の技術を持っているので「お宅の会社でも、何か新しいものを開発してみませんか?そのための加工の技術は教えますよ!」という提案ができるのです。

 こうやっていろいろな会社がおたがいに協力しあえるようになると、発泡材の新しい利用法がもっともっと広まって、発泡材の業界が活気づいていくと思うのです。でも、職人さんなどもそうだと思いますが、“加工の技術”は第一フォームの財産でもあるので、そこは安くしませんよ(笑)。

 

カットには正確さが必要。細かい計算をして機械に入力する。
カットには正確さが必要。細かい計算をして機械に入力する。

■第一フォームの従業員

仕事と休日のメリハリが大切

 21歳から50歳まで4人の従業員がいます。一番年長が女性で、事務を担当しています。この方は入社15年なので、ぼくより社歴が長いんですよ。2人の男性は加工を担当しています。21歳の新卒の子は、神奈川県立産業技術短期大学の生産技術科1期生で、ぼくが説得して入社してもらいました。

 会社はものすごく自由な雰囲気です。ぼくはよく「早く帰れ!」と言うんですが、家族も大切にしてほしいからです。土日は絶対に休んで、家族のために時間を使う。そのかわり、会社にいる間は仕事に集中してほしいので、平日はとことん仕事してもOKといっています。「やるときはやる」というメリハリが大切です。段取り(だんどり)が悪いと、平日にダラダラ仕事をして終わらず、日曜日も仕事をしなくてはいけなくなりますが、それでは、バランスが悪くなるからダメです。

 

■会社をやっていて「よかった」こと「大変だった」ことは何ですか?

社長は、社員の家族の人生にも責任がある

 よかったというより、うれしいのは、単純に「おもしろいね!」と、お客さんにうけたときです。「やった!」という気持ちになります。「え??これは発泡スチロールなの??」と聞かれたときも、こちらが狙っているところにヒットしたなと、うれしいですね。

 大変なことはいろいろありますよ(笑)。ひとりでやっていれば自己責任ですが、社長はそうはいかない。社長として、従業員とその家族への責任を感じます。ほかの人の人生を背負っているという責任感です。週末になると、翌週の仕事がうまくいくかな、と気になることもあります。父が社長をしていた会社が倒産したとき、たいへんな思いをしましたからとくにそう思うのかもしれません。昔サラリーマンをやっていましたが、サラリーマンはなんて楽だったのかと思いますね。

 

■子どものころなりたかったものは?

小学校時でめぐり合った先生のようになりたかった

 大学卒業後は、13年間旅行会社とパソコン関係の会社でサラリーマンをしていました。兄がテクノファーストを始めたので、自分から父に「サラリーマンをやめて、あとをつぎます」と言いました。このような中小企業の経営についてはまったく知識がなかったので、ゼロからの出発でした。

 子どものころは、小学校の先生になりたいという夢を持っていました。小学校6年間でとても良い先生にめぐり合え、学ぶことが多かったんです。だから自分も、あんな先生になりたい、とずっと思っていました。

 大学時代はアメリカンフットボールをやっていて、今でも休日は小学生にアメフットを教えているんです。ぼくは怖いコーチですよ(笑)。ちゃんとやらない子には怒鳴りますから。親でも遠慮なく怒鳴ります。自分も悪ガキだったけれど、先生に怒鳴られてたくさん学んだので、自分の昔の姿に重なるんです。

 

■都筑の子どもたちへのメッセージ

たくさんの友だちをつくろう!

 一番言いたいことは「友だちをたくさん作れ!」ということ。そうやって子どものころから付き合っている友だちは、社会に出てもずっと付き合えます。とくに一緒にスポーツをやっている友だちはずっとつながっています。塾ではライバルはできるけど、本当の意味での友だちはできない。ライバルと戦うのは社会人になってからでいいんです。そうやって子どものころから付き合っている友だちは、大人になってからおたがいに助け合ったり、アドバイスし合ったりという、良い関係になれるのです。

 

~渋谷さんの休日~

■趣味(しゅみ)&マイ・ブーム

 昔からやっているアメリカンフットボールのクラブチームに入っています。最近は、ゴルフも楽しい。

■休日のすごし方

 仕事が忙しいので、気分を切り替えることも必要です。2歳の娘と遊ぶのが、何よりの休息です。

■この街について

 良い街ですね。小さい子どもがいる家庭には暮らしやすい環境です。自然もあるし街もある。車の抜け道がなく大通りしかないので安全です。平均年齢も若いので、友だちもたくさんできます。横浜にも都心にも行きやすいという場所の特徴もありますね。

 

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コメント: 16
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