ユニパー株式会社

 

住所:横浜市都筑区川向町957-31

Tel:045-471-0015

Fax:045-471-0013

 

URL:http://www.uniper.co.jp/

blog http://blog.goo.ne.jp/uniper

Facebook http://www.facebook.com/uniperjp

 

荷物を「揚げること」に、てってい的に挑戦する!

くふうしだいでいろいろな使い方ができる荷揚げ用リフト

~そしてそれは、こんなところに使われているよ! ~

■中華街にあるお店の、食材を運ぶリフト。

■お寺の屋根のふきかえの時(3~4年前)にかつやくした。約90,000枚のかわらを、1回で

 100~150㎏くらい屋根にあげた。お寺や神社での作業は多い。

■JR蒲田駅ビルに置かれている『ゴミラーク(駅ビルで排出される多くの生ゴミを一手に担う

 処理機に生ゴミを投入する投入機)』。

 

社長さんインタビュー

 ユニパー株式会社 代表取締役社長 村野 光英さん

■ユニパー株式会社の歴史

●荷揚げ機(き)といえば『ユニパー』

 ユニパーという社名は「ユニバーサル パワー」という英語からつけています。「自由の力」という意味で、「みんなで力を合わせよう!」という願いをこめています。

 もともと、昭和39年に創業したユニパー工業株式会社という会社があって、その会社から、昭和60年に前の社長(社長のお父さま)が、かわら揚げ機『ユニパー』を引きついで、ユニパー株式会社をつくりました。荷揚げ用(産業用)のリフトを作って売っている会社です。

 むかしは家を建てるとき、かわらをかついで屋根の上にあげていたのですが、重くて、たいへんな作業でした。そこで、ガソリンエンジンの力で動かせたら少しは楽なのではないか、ということで『ユニパー』の研究・開発を進めました。今では荷揚げ機といえば『ユニパー』という名前が出てくるほど、職人さんばかりでなく、屋根工事を担当する業者や工務店さんなどにもよく知られています。

 今はもう作っていませんが、創業当時は、かわら上げ機のほかに、果樹園で収穫したみかんや梨、お茶などを山の下に運ぶためのモノレールなども作っていたのです。

 

■『ユニパー』って、どんな機械?

●世界でも認められた、屋根にものを上げるための機械

 工場では、外注した部品を組み立てて製品にして、それを配送する作業が中心です。『ユニパー』は、何種類かあります。

 『スーパータワー』という製品が最初にできたもので、誕生から40年がたちますが、今や全国で10万台以上が使われています。日本だけでなく、世界でも認められている製品です。もともとは屋根のかわらを揚げる専用の機械で、荷台も大きく、最大150㎏まで揚げられるパワーがあります。また、斜めに立てかけたレールの先がゆるくカーブしているので、揚げたあと、屋根の上で安全に積荷を取込むことができます。

 今年の4月から販売を開始した『ブラボー』という新製品があります。レールがなくワイヤーだけで揚げるのですが、会長(社長のお父さま)ができあがった製品を見たときに、あまりにすばらしくて「ブラボー!(素晴らしい!)」と叫んだことから、この名前がつけられました。

 

■ユニパーの従業員

●新入社員は、会長とノートの上でコミュニケーション

 従業員は10人で、女性は一人です。最初は港北区の新羽に会社がありました。私は高校を卒業して一般の会社につとめましたが、将来父のあとをつぐということで、24歳でユニパーに入社しました。そして4年前の2010年に社長になりました。1年前には息子も入社したので、親子3代になりました。ほかにも若い人が入社したので、よくみんなで屋上でバーベキューをすることがあります。家族のような感じですね。

 今、息子ともうひとりの新入社員には、毎日やった仕事の内容をノートに書いてもらっています。日々のできごとや、新しい計画を立てたり目標達成したことなど、口ではなかなか言えないことも書いてくれます。それを毎日会長が読んで、コメントをつけて返しています。会長にとっては、若い社員とのコミュニケーションが取れるので、とても楽しみのようですし、若い社員には、会長からコメントをもらえるのが励みになるようです。

 

社員みんなでバーベキューをする屋上
社員みんなでバーベキューをする屋上

■ユニパーの目標

●目標は「揚げることへの挑戦」

 わが社の目標は「揚げることへの挑戦」です。荷物を横に移動させる道具は、台車やトロッコなどいろいろとありますが、上や斜めに上げるための道具はあまりありません。重力にさからう作業なのでくふうも必要です。社員みんなでアイデアを持ちよって会議をして、開発や製品づくりをしているので、社員みんなで「挑戦」しているのです。

 大切にしていることは、お客さまそれぞれの希望に、柔軟(じゅうなん)に対応するということです。もちろん1台でも注文を受けますし、オーダーメイドも受けます。以前「横に長いボード(20mくらい)を屋上に揚げたいが、どうすればいいか」という相談を受け、6台のユニパー荷揚げ機を横に並べ、その上にボードをわたして、いっせいに動かして揚げました(下の写真参照)。たった数回の1回60秒ほどの作業でしたが、そのために念入りに準備をして、シミュレーションをして完了させました。大きな会社では、なかなかできないことだと思います。こういった数回だけの現場でも、ていねいに対応するのがわが社のモットーです。

 

■会社をやっていて「よかった」こと「大変だった」ことは何ですが?

●お客さまが、泣いて喜んでくれたこと

 良かったことは、なんといってもお客さまに喜んでもらうことです。「ユニパーを使っていてよかった」「お宅の製品を使っているよ」といったことばが一番うれしいです。

 以前ホームエレベーターを担当していたとき、3階建てのお宅をリフォームしてホームエレベーターを付けたら、おばあちゃんが「2階に上がるのに階段だと10分かかっていたのが楽になった」といって泣いて喜んでくれたことがありました。この時はとてもうれしかったです。

 逆に大変なことは、トラブルが起こったときです。でもそんなときも、お客さまの身になって、すぐに対応しています。とにかくすぐに現場に行って対応することが大切で、そういうお客さまとは今でもつながっています。クレームをいただくことはマイナスなことですが、それをプラスに変えていくような仕事をする。それには、何でもいち早く対応することが大切だと思っています。もしクレームがあったら、それを心にとめて、製品を改良・改善していくことも大切です。

 

「ユニパー三つの誓い」
「ユニパー三つの誓い」

■絶対に譲れないこだわりは何ですか?

●妥協(だきょう)しないで良い製品を作る

 荷揚げ用リフトを作っている会社は、全国で3社しかありません。その中でも一番古いのはわが社です。だから「荷揚げ用リフトではユニパーが一番!」と認めてもらえるよう、製品について妥協(だきょう)しません。良いものを作って、それを使っていただいて、「やっぱりユニパーだね」と満足してくださるお客さまを増やし、大切にしていきたいです。ユニパーのファンを多く作りたいですね。そのためには、他社にはできない、ユニパーだからできることを大切に守っていかないといけません。

 これからも、いろいろな分野で、何かを揚げるときにユニパー製品を使ってもらえるように、製品の開発やアイデアを出していきます。たとえば『ゴミラーク(生ゴミ処理機のゴミ投入機)』という製品は、2mの高いところに生ゴミを上げて、処理機の中にゴミを捨てるものです。これは注文を受けて作りました。アイデアから生まれた使い方で、多くの人に汚臭を感じさせず、スムーズに生ゴミを捨てることができるようになり、たいへん喜ばれています。

 

「何か、社会の役に立つことをしていきたい」
「何か、社会の役に立つことをしていきたい」

社長さんの仕事

●HPやブログで、ユニパーの仕事を発信

 私の仕事は西日本の営業や、カタログを作ったり、HPやブログに新しい仕事を掲載して情報を発信したり、といった広報的なことです。あとは、いろいろな会社の社長さんと知り合いになるために経済同友会という組織に所属してITや人間学などの勉強会に参加しています。

 あと、今考えていることは、ユニパーという製品が、何か社会の役に立つことができないかという社会貢献についてです。いろいろなところで、いろいろな方にユニパーを使ってもらうために、どんなことができるかをいつも考えています。

 

■将来の夢・なりたかったもの

●将来はコックさんになりたかった

 学生時代は勉強がきらいで、音楽ばかり聞いていました。高校時代の3年間は、レストランでアルバイトをしていて、将来はコックさんになりたかったんですよ。夏休みも1日しか休まないくらいバイトして(笑)。その代り、先輩にいろいろなところに遊びに連れて行ってもらいました。サザンオールスターズが大好きだったので、江の島に行ったりサーフィンをしたり、海でも遊びました。

 今でも料理が好きで、実は店を持ちたいと思っているんですよ(笑)。サザン関係の友人が多いのですが、集まりのときには自分でつまみを作って、みんなに食べてもらっています。

 

■都筑の子どもたちへのメッセージ

●好きなことを、とことんやろう!

 好きなことがあるなら、とことんやるといいと思います。大人になったとき、仕事が好きなことだと一番いいですね。

 私は音楽が好きだったのですが、その音楽が、いろいろなつながりを作ってくれています。そうやって、友人を増やしていくことは、将来社会人になったときにも大切だと思います。好きなことが、いろいろなつながりを作ってくれるのです。

 

~ここだけのないしょの話~

 ユニパー株式会社に入社するには何が必要??

あいさつのできる元気な子、何にでも興味を持っている子に入社してほしいですね。

~村野さんの休日~

■趣味(しゅみ)&マイ・ブーム

音楽は洋楽も邦楽も好きで、とくにサザンオールスターズの大ファン。先日復活したのでうれ

 しいです。今度の日曜日にコンサートに行きます!

■休日のすごし方

下の息子が3歳になります。この子と公園などで遊ぶのが楽しみ。自宅は仲町台です